子役スクールや劇団について
子供にテレビや映画の仕事をさせてみたい、また子供が芸能界で働く夢を持っている、そんな場合にはプロダクションのオーディションを受けて、子役スクールや劇団などに所属するのが一般的な芸能界へのルートとなるのはみなさんすでによくご存知のことでしょう。では、こうした子役スクールや劇団とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
子役スクールとは芸能活動の基盤になる教室
まず、子役スクールとはプロダクションのオーディションに合格した子供たちが、発音や発声・歌・ダンス・演技指導などの芸能活動に必要なことを身につけるために通うスクールのこと。
いわば、タレントの卵たちが集まった養成校みたいなもので、一生懸命さまざまなレッスンをこなすことになるのですが、一般的にはレッスン料を子役スクールに支払いながら通うことになります。
劇団とは子供タレントの所属事務所
また劇団とは、子役スクールと同じプロダクションが運営するもので、子役スクールである程度才能があると認められた子供たちがプロダクションに所属しながら籍を置くもの。
劇団では所属年数や能力に応じて子供たちがいくつかのコースに振り分けられ、それぞれ段階に応じたレッスンを受けながら外部オーディションを受けたり、仕事のオファーを待ったりすることになります。
どちらもほとんどのケースが、レッスン料を支払いながら通うことになるのですが、お仕事をコンスタントに取れるようになってくると更に上部の事務所に所属することができる場合もあるようです。
また年に数回程度、保護者も発表会などでレッスンの成果を実際に目にする機会があります。親が子供の成長を感じられるだけでなく、子供も目標を持ってレッスンに臨むことができるように工夫されているようです。