天才子役ケンちゃんこと宮脇健さんのテレビデビュー栄光時代から転落まで

昭和40年台から50年台にかけて人気だった子役テレビドラマ「ケンちゃんシリーズ」
そのケンちゃんシリーズで一世風靡したケンちゃんこと宮脇健さん。

あの人は今的な番組でケンちゃんが登場していたので子役時代の栄光から転落への人生経験をまとめておきます。

史上最高の天才子役ケンちゃんの半生と今

子役の栄光時代と収入

ほのぼのした家庭ドラマシリーズはチャコちゃんケンちゃんから始まり約10年続いたテレビドラマ。
洗濯屋ケンちゃん、ケーキ屋ケンちゃんなどと番組タイトルを変えシリーズ化して人気を博した昭和の名作ドラマです。

ケンちゃんシリーズは10年間放送され平均視聴率25%の超人気番組でその連ドラ主役となれば収入もうなぎのぼり。
10歳の頃年収が8000万円あり子役時代の総額で9億円稼いだとの話です。

10歳の頃、小遣いは毎月数十万円、駄菓子屋を1軒まるごと買い取ったり免許も取れない14歳で数百万円（現在の勝ちで1っ千万円？）の外車を購入したりと金銭感覚は一般の子供のそれと大きくかけ離れた痛そうです。

ケンちゃん人気に陰り

人気のケンちゃんシリーズも昭和50年台になり、宮脇ケンちゃんも当初の可愛らしいケンちゃんではなく演技がうまい大人顔負けの俳優ともいえる年齢になりました。
デビュー当初は5歳このとき中学卒業の年齢（16歳）です。
ケンちゃんシリーズは終焉を迎え、その後宮脇健ちゃんの仕事は激減します。
高校生時代は子役時代に稼いだお金もあり女遊びに3000万円ほど浪費したそうです。

このあたりはこちら

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テレビドラマ「ケンちゃんシリーズ」の名子役として人気を集めたタレント・宮脇健（旧名・宮脇康之）氏と著者の交流の記録。を参考にしてみるといいでしょう。

子役引退後の俳優宮脇健の人生

ケンちゃんシリーズ終了後、
芸能の仕事は日活ロマンポルノ（噂のストリッパー）へ出演などかつての栄光時代とは違うものへ。
このあたりから名子役が堕ちる、三原じゅん子との熱愛発覚などスキャンダルな情報ばかりが彼の周りを走ります。

子役の仕事はどんどんなくなる。

仕事がなくなった宮脇さんは仕事を取るのに奔走しましたが子役時代のわがままぶりが有名だったのかどこへ行っても仕事など取れなくなります。
数学教師をしていたケンちゃんのお父さんは宮脇さんをもう一度芸能界で成功させるため芸能事務所設立を目指しますが詐欺に遭い3000万円の損失。
一方の宮脇健さんは芸能界を諦め飲食店などの経営に向きますがこちらも共同経営者からの詐欺にあい総額2億円の借金を背負うことに。

地上げ屋ケンちゃん時代へ

完全に芸能界から姿を消し、誰の心からも「あのケンちゃん」は消えていた平成初頭。
背負った借金に迫られ宮脇さんが手を出した仕事は不動産立退き。いわゆる地上げ屋です。
子役時代の印象を知っているお年寄りに近づきお年寄りに優しく接することで立退きの成績をあげていたそうです。
この当時地上げ屋ケンちゃんと巷で噂されたそうです。

結婚、借金返済へ

1994年、宮脇さんは妻（早月さん）と出会い結婚。借金返済をしながらの生活でしたが、1日３つの仕事をかけもち、妻早月さんも昼は美容師、夜は内職と借金返済に全力を尽くします。
借金返済生活は8年続き夫婦の努力で完済したそうです。

現在はバッテリーリサイクル業の社員

これらの情報はあの人は今的番組で語られたものですが
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こちらの自著にも詳しく書かれています。

栄光の子役時代を過ごしたのは「あくまでも子供の頃」

有名になりたい金を手にすれば大人だって感覚がおかしくなることでしょう。

子役を目指すお子様がいるママさん、お父さんも

もし、ご自身のお子さんが超有名（今で言う芦田愛菜ちゃんや鈴木福くん）のようになった時、どこまで冷静に自分の子供を育ててあげれるか？

想像してみるといろいろ考えが浮かびますよね。